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児ポル再修正案 漫画アニメ規制外へ
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4月23日、みんなの党の山田太郎議員が、継続審議となっている児童ポルノ禁止法修正案に、
山田氏の意見に基づき手を加えた再修正案を自らのサイトで公開。
そこで提示された案では、マンガやアニメなどが審査対象から
削除されていることが明らかになり、ネットで話題になっている。
児童ポルノ禁止法改正案は、2011年に自民・公明両党によって
提出され(その時は衆議院の解散により廃案)、
昨年5月に自民・公明、日本維新の会が再度提出。
しかし「児童ポルノ」の定義が曖昧であることや、
表現の自由の確保などの観点から批判が相次ぎ、継続審議となっていた。
昨年5月に改正案が提出された際には、山田氏が、自らと同じ「山田太郎」という名の
主人公が活躍する『ドカベン』内の幼女の入浴シーンを例にあげ、
「こんな本も発禁になる可能性がある」と、国会で質問。
架空のキャラクターを表す「非実在青少年」というネット上で単語が話題となったが、
マンガやアニメについては、判断基準があいまいなため、表現の自由を制限すると
指摘されていた。山田氏はさらに踏み込んで、「児童ポルノ」という名称を「子どもの
性的虐待の記録」と改めるよう求めている。これは、同法の目的が、児童に対する
性搾取および虐待を防ぎ、権利を擁護することにあるため、山田氏は「『児童ポルノ』には
解釈が生まれる余地があるが、『性的な虐待の記録』であれば解釈の余地が生まれない」と
説明している。ただし山田氏は、マンガやアニメが対象外としたことについて、党内で今後
話し合いをするため、「付帯決議等でどのようにマンガ・アニメが取扱われるかは
まだ不透明な状況です」と断っており、今後審査対象に入る可能性を示唆している。
同法案を巡ってのせめぎあいは、まだまだしばらく続きそうだ。
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※1が立った日時:2014/04/28(月) 11:29:36.80