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バチカン列聖式:「奇跡」脳動脈瘤治癒の女性も参列
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毎日新聞 2014年04月28日 10時33分(最終更新 04月28日 10時49分)
【ローマ福島良典】2人の元ローマ法王、故ヨハネ・パウロ2世(在位1978~
2005年)と故ヨハネ23世(同1958~63年)が27日、バチカンで「聖人」
と宣言された列聖式には、ヨハネ・パウロ2世の「奇跡」で病気が治癒したとされる
キリスト教カトリック信徒らも参列した。
聖人になるには死後に引き起こした奇跡の認定が必要。ヨハネ・パウロ2世の場合、
フランス人修道女、マリー・シモン・ピエール・ノルマンさん(53)の若年性パー
キンソン病と、コスタリカ人女性のフロリベス・モラ・ディアスさん(50)の脳動
脈瘤(りゅう)の治癒が奇跡と認められた。
ディアスさんは医師から「手の施しようがない」と言われたが、2011年5月1
日、ヨハネ・パウロ2世を「聖人」の前段階である「福者」とする式典のテレビ中継
を見た後、病状が劇的に改善したという。
ディアスさんは列聖式前、バチカンで記者会見し、「『立ち上がりなさい。恐れる
な』と励ますヨハネ・パウロ2世の声を聞いた」と語った。
ヨハネ・パウロ2世の奇跡認定作業に参加したイタリア人神経科医のカルロ・ヨビ
ネ氏(59)は「神秘はある。信じる者は奇跡に神の意思を見いだすのだ」と主張す
る。
一方、宗教から距離を置くイタリアの市民団体「無神論者・不可知論者連合」のラ
ファエレ・カルカノ書記長(47)は、カトリックの「奇跡」を「自然・物理の法則
の侵害」と指摘。「教会は人間の神聖さを超自然的な事象の認知に求めてきた。奇跡
をなくしたら聖人がいなくなってしまう。教会は奇跡を必要としている」と分析して
いる。