【衆院補選・自民党勝利】 東京新聞 「安倍政権への信任とは言い難い」at NEWSPLUS
【衆院補選・自民党勝利】 東京新聞 「安倍政権への信任とは言い難い」 - 暇つぶし2ch1:影のたけし軍団ρ ★@転載禁止
14/04/28 10:58:37.14 0
二十七日投開票の衆院鹿児島2区補選は「政治とカネ」に端を発した自民党議員の辞職に伴う選挙だったにもかかわらず、
民主党など野党が共同推薦した無所属候補が敗れ、今後の野党共闘の課題が浮き彫りになった。

民主党は、補選を「暴走し始めた安倍政権にブレーキを掛ける」(海江田万里代表)選挙と位置付け。
前回の衆院選に民主党公認で出馬したが敗れた打越明司氏は野党共闘を優先し、離党して無所属で補選に臨んだ。
民主に加え日本維新の会、結いの党、生活の党の四党推薦候補として政権への打撃を狙った。

しかし、四党が一致して訴えることができた重要課題は「政治とカネ」に限られた。
消費税増税や隣接する鹿児島3区にある川内(せんだい)原発の再稼働問題、集団的自衛権などの重要施策は四党で賛否が異なる。
選挙戦でも政権批判の足並みはそろわず、迫力不足は否めなかった。

民主党の馬淵澄夫選対委員長は二十七日夜、「ともに(打越氏を)推薦した政党と手を携えて、
安倍政権と厳しく対峙(たいじ)する」との談話を出したものの、前途は険しい。

一方、安倍晋三首相は都内で記者団に「今まで進めてきた政策に一定の評価をいただいた。さらに景気回復、(経済)成長に全力を尽くす」と述べた。
勝利を受け、集団的自衛権の行使を容認する解釈改憲、環太平洋連携協定(TPP)交渉、成長戦略など、安倍色の濃い政策を加速させる構えだ。

しかし、解釈改憲には与党の公明党が強く反対している。景気回復を地方が実感するには至っていない。内閣支持率は高いが個別政策には反対の世論が強い。
足並みがそろわない野党候補との補選で勝利しても信任とは言い難く、安倍路線の追い風となる状況ではない。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)


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