【沖縄】野菜工場、沖縄で育つ 「いつでも自給」へ研究着々at NEWSPLUS
【沖縄】野菜工場、沖縄で育つ 「いつでも自給」へ研究着々 - 暇つぶし2ch2:無糖果実 ★@転載禁止
14/04/27 19:07:45.57 0
(続き)
■見た目は普通の工場
 那覇空港から車で北へ2時間、沖縄県大宜味(おおぎみ)村。東シナ海に面した国道沿いの一画に、
沖縄村上農園の植物工場がある。平屋の倉庫のようで、見た目は普通の工場と変わらない。
 4月中旬に訪ねると、半袖のかりゆし姿の取締役、仲宗根悟さん(64)が案内してくれた。
テニスコート10面ほどの広さの床に、豆苗(トウミョウ)が入った箱が敷き詰められている。工場内は
思いのほか明るい。天井のガラス窓から、太陽の光が差し込んでいる。
 豆苗栽培で最大手の村上農園(広島市)が、那覇市の卸売会社と共同出資で会社を立ち上げ、
昨年7月に生産を始めた。福岡県朝倉市や山梨県など8カ所で植物工場を展開するノウハウを持ち込んだ。
 豆苗はエンドウ豆の葉と茎からなる野菜。発芽から10日ほどで成長し、最大で月37万株を出荷できる。
ホウレンソウよりビタミンが豊富で栄養価は指折りだ。
 「私は毎日、サラダにして食べているさ」
 見学を終えると、仲宗根さんはそう言ってツナとあえたサラダを出してくれた。シャキシャキとした食感が
口いっぱいに広がる。豆苗は沖縄のスーパーなどで販売しており、売れ行きはいい。2017年に
売上高1億円という目標を立てたが、早くも今年中に達成できる見通しという。
 九州経済調査協会の調べでは、植物工場は九州7県で24カ所だが、沖縄県には10カ所もある。
ここ数年で急速に増え、レタスやベビーリーフなどの葉物野菜をつくっている。
 夏の沖縄は強い日差しに加え、台風が何度も直撃する。畑やビニールハウスで葉物野菜をつくるのは難しい。
本土から空輸した野菜は価格が3、4割は高い。季節を問わずに大量生産できる植物工場への期待が、集積を後押ししている。

■暑さ逆手にコスト削減
 ただ、空調や照明などの電力コストは膨大だ。大半の植物工場は利益が出ていないとされ、コスト削減が
本格普及のカギを握る。


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