14/04/27 06:52:06.45 0
一九八六年に旧ソ連(現ウクライナ)で起きたチェルノブイリ原発事故からちょうど二十八年を迎えた二十六日、
事故を忘れないための催し「チェルノブイリ・福島 いのちは宝」が津市西丸之内の津リージョンプラザであった。
事故で被ばくしたウクライナ人女性シネオカヤ・インナさん(32)が来日し、約五百人の来場者に放射能の恐ろしさを語った。
インナさんは四歳の時に事故に遭い、被ばくによるがんのため甲状腺の全摘手術を受けた。
発生直後は住民に事故のことが知らされず、「避難の必要性に気付いたときは手遅れだった」と語った。
〇八年に長女を妊娠した際、がん再発の恐れが分かり、医師からは出産を猛反対された。しかし、
「自分から子どもの命を消したくない」と産んだ。
甲状腺の全摘による免疫力の低下で常に体調不安を抱えながら、五歳の長女を育てている。
事故から二十八年を経ても甲状腺がんに苦しんでいる人がウクライナに多くいる現状に触れ、
「放射能はその後の人生を台無しにする。原発は動かすべきでない」と訴えた。
インナさんはかつて日本の団体から支援を受けていた縁で、主催した市民団体「みえ426の会」が招いた。
催しではほかに市内の久居高校演劇部による朗読劇などがあった。
ソース:URLリンク(www.chunichi.co.jp)
自らの被ばく体験を語るシネオカヤ・インナさん=津市の津リージョンプラザで
URLリンク(www.chunichi.co.jp)