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夢を壊してすまんが、船は行儀良く帰ってきたわけじゃないみたいだ。
4月26日朝刊、地元宮崎日日新聞より抜粋
宮崎海上保安部によると、山下さんは24日午前5時半ごろに目井津漁港を出港し、鵜戸神宮沖で操業した。
帰港中の午後4時半頃、横波を受けて転落したという。船は無人のまま目井津漁港まで約10km走行し、同10時50分
頃、同港の外防波堤に激突してるのを第10管区海上保安部鹿児島航空基地所属のヘリコプターが発見した。
山下さんは救命胴衣を着用しており、転落後は2時間半ほど泳いで同市風田の海岸に到着。
疲れて横になってるうちに寝てしまったという。
起きたあとはタクシーで帰宅し、25日午前4時20分ごろに所属する南郷漁港を通じて同保安部に無事を電話連絡した。
同保安部は「無人でここまで走るケースはまれ。一歩間違えば大惨事になることも考えられるので、十分に注意を」
と話している。