14/04/25 22:44:21.22 2o8LP2/u0
マクロ的な推定で別の方法としては馬場正博氏の方法があり、それを用いると以下のようになります*1。
[1]アジア太平洋戦争に参加した日本兵年数(人年)
開戦時50万人、終戦時500万人として時間比例で増加したとすると、
(50+500)×8年÷2=2000万(人年)
[2]兵士の慰安所利用回数(回/年)
兵士の月給を20円、給与の3分の1を慰安所利用に使用、慰安所利用料1.5円/回、とすると、
12月×20円×(1/3)÷1.5=53回/年
[3]アジア太平洋戦争期間中の日本兵の慰安所利用総回数
[1]×[2]=2000万×53=10.6億(回)
[4]慰安婦1人当たりの接客回数(回/年)
慰安婦の1日接客数を10人、稼動日を300日/年、慰安婦の就労年を2年とすると、
10×300×2=6000回/人
[5]アジア太平洋戦争期間中の日本兵相手に接客した慰安婦数
[3]÷[4]=10.6億÷6000=17万6000人
この場合の慰安婦数推定値は17.6万人で他の研究者の推定値とも近い値となります。
参考:推定方法としては問題ないが・・・ - 誰かの妄想・はてな版、前回の補足・推定方法の使い方 - 誰かの妄想・はてな版