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乗客106人と運転士が死亡、562人が負傷した兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故は25日、発生から9年を迎えた。同市内の
事故現場周辺や追悼慰霊式の会場では、遺族や負傷者らが犠牲者に祈りをささげ、安全への誓いを新たにした。
尼崎市内のホールで開かれたJR西日本主催の「福知山線列車事故追悼慰霊式」では、事故発生時刻の午前9時18分に合わせて
遺族や負傷者、JR関係者らが黙とうした。
政府代表の高木毅国土交通副大臣のあいさつに続き、JR西の真鍋精志社長が「私どもが奪ってしまったものはあまりにも大きい」
と謝罪。「役員と社員が心を合わせ、安全性を向上させるべく地道な努力を積み重ねる」と述べた。
遺族らの代表が家族を失った悲しみなどを語る「慰霊のことば」も3年ぶりに行われた。兄の昌毅さん(当時18)を亡くした神戸市北区
の上田篤史さん(24)は「今でも『なぜ兄が命を落とさなければならなかったのか』と悔しい思いでいっぱいだ」などと語った。
事故を巡っては、検察審査会の議決に基づいて業務上過失致死傷罪で強制起訴されたJR西の井手正敬元相談役(79)ら歴代3社長
に昨年9月、神戸地裁が無罪判決を言い渡し、検察官役の指定弁護士が控訴している。
ソース(日本経済新聞) URLリンク(www.nikkei.com)