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クリッパーズのオーナー 人種差別発言で永久追放危機
ＮＢＡのプレーオフに進出しているクリッパーズのドナルド・スターリング・オーナー（８０）が２６日、人種差別発言で永久追放の危機に直面する事態に陥った。
友人の女性に「黒人と付き合いがあることを吹聴するな。試合にも連れてくるな」と語りかけた会話が録音されて
ゴシップ系サイトに投稿されたもので各地で非難の声が噴出。この女性と記念写真を撮った大リーグ・ドジャースの
マジック・ジョンソン共同オーナー（５４＝元レイカーズ）は「彼がオーナーでいる限りクリッパーズの試合は見ない」と切り捨てた。
ク軍選手も激怒。この日のミーティグでは当初、ウォリアーズとの１回戦第４戦（２７日）をボイコットしようという動きもあった。
マレーシアを訪問中のオバマ大統領も「信じられない差別発言だ」と不快感を表明。
ヒートのレブロン・ジェームズ（２９）は「彼に居場所はない」と永久追放を要求した。事実関係の調査に着手したＮＢＡ側は
同オーナーに対し２７日の試合での“出入り禁止”を通達。今後さらなる処分を科す構えを見せている。
≪友人裏切った！？≫問題の音声データはＮＢＡとクリッパーズが検証中だが、スターリング・オーナーの友人とされる
Ｖ・スティビアーノさんが自分でゴシップ・サイトのＴＭＺに持ち込んだもよう。関係者によればスティビアーノさんはスターリング
家から１８０万ドル（約１億８４００万円）以上の金を着服し、訴訟を起こされている。
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