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JR東海、リニア環境影響評価書を国交省に提出
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読売新聞 2014年04月24日 00時04分
JR東海は23日、東京(品川)―名古屋間で2027年の開業を目指すリ
ニア中央新幹線の環境影響評価書を国土交通省に提出した。
焦点は、ルートの86%を占めるトンネルの掘削で発生する残土(計568
0万立方メートル)の処分方法だったが、残土置き場の環境保全策などを具体
的に盛り込んだ。
同社は昨年9月、詳細なルートや駅の計画を盛り込んだ環境影響評価の準備
書を発表し、沿線7都県から意見を募った。同社によると、評価書は都県の意
見を参考に作成され、約1万8000ページに上った。
評価書を受けた7都県からは、意見の反映が不十分との声も上がった。
東京都環境局は「残土置き場の位置が明示されていない。知事意見について
のやり取りがあってもよかった」とした。長野県の阿部守一知事も「表現がは
っきり読み取れない部分もある」と指摘。岐阜県の古田肇知事は「内容を精査
し、言うべきことは言いたい」と警戒感もにじませた。一方、神奈川県の黒岩
祐治知事は「住民の理解を得ながら事業を進めるよう求める」とコメントした。
国交省は環境省の意見も踏まえ、評価書に対する意見書を7月末までに同社
に送付。同社は評価書を確定させ、工事の認可を国交相に申請する。着工は秋
以降になる見通しだ。