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【ソウル時事】韓国南西部・珍島沖で起きた客船沈没事故を受け、韓国では日本の海難救助
システムに関心が集まっている。日本の迅速な対応を紹介しながら、大惨事に至った今回の事
故での乗組員や当局の対応のまずさを指摘している。
22日付の韓国日報は、2009年11月に起きた三重県沖でのフェリー「ありあけ」の事
故を紹介。高波を受けて大きく傾き、座礁したが、全員が救助されたと報じるとともに、船長
らが消防ホースをロープにして乗客を甲板に引っ張り上げ、乗客が救助されるまで船に残った
と指摘した。
ハンギョレ新聞は、海上保安庁には120人のダイバーが待機しており、精鋭による特殊救
難隊や、全国8カ所に配置された機動救難士が直ちに出動する仕組みになっていると説明。海
難事故の「118」番通報も導入されており、島国の日本は海難事故が多いものの、犠牲者は
減っていると記した。
同紙は09年10月に伊豆諸島・八丈島沖で漁船が遭難し、4日目に3人が救出された第1
幸福丸の事故も例示。「セウォル号の惨事では、事故対応から救助まで、日本のような体系的
な準備やマニュアルが全くなかった」と批判した。
東亜日報は、東日本大震災で、日本政府が各地に心理治療センターを設置し、被害者の自宅に直接出向いて相談に対応した例を掲載。「韓国ではトラウマを疾病とみる認識が不足している上、各部署が散発的に治療を行っている」と問題視した。(2014/04/22-14:25)
時事通信:URLリンク(www.jiji.com)