14/04/22 06:46:24.91 29+Q30IY0
>>767
まだそこまで行ってないんじゃない?水温10度だし
”冬場の水死体の死後変化について説明させてください。
水の中の死体は腐敗するとまず顔から腐敗が始まり、
角膜が濁ります(死後3日ほど)そして死後2週間ほどで
手足の皮膚が簡単に剥がれ落ちはじめ、
やがて腐敗ガスにより全身が膨らみます
(巨人様化といいます)その後冬場だと死後3週間ほどで
頭の髪の毛が自然に抜け落ち、死後1ヶ月ほどで頭蓋骨が一部露出します。
ときに皮膚に水苔や藻がついてそれらが繁殖した死体もあります。
死後1ヶ月たつと死蝋化といって、身体が石鹸のような様態になります。
腐敗の過程でカニやフナムシなどに蚕食されていることも多いです。
したがって腐敗が進むにつれて顔判別も難しくなっていくので、
最終的には顎の組織から歯を採取し、
生前記録である歯のカルテやX線検査との比較照合で個人を識別します。
(これを専門用語で「法歯学」といいます)
なお豆知識として溺死体には死斑が出にくいのです。
なぜならば波や潮の流れなどによって、体位が変わりやすいからです。”