14/04/20 12:58:44.62 0
英Canonicalは4月17日、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版「Ubuntu 14.04」(開発コード「Trusty Tahr」)をリリースした。
サポート期間が5年間となる長期サポート版となる。
2013年10月にリリースされたUbuntu 13.10(Saucy Salamander)以来のメジャーリリースとなり、また2年ごとにリリースしている
長期サポート(Long Time Support、LTS)版としては2012年4月に公開されたUbuntu 12.4(Precise Pangolin)以来のリリースとなる。
本バージョンのサポート期間は2019年4月まで。
Linuxカーネルにはバージョン3.13を採用、これによりOpen vSwitch 2.0.1のサポートや温度・電源管理機構の強化、XenやKVMでのARMサポート、
ファイルシステムでのパフォーマンス向上、ハードウェアサポートの向上と言ったメリットを受けられるという。
また、デスクトップ版においてはPython 2系がデフォルトでは含まれなくなり、Python 3系のみが含まれるようになっている。
セキュリティ機構「AppArmor」にも新機能が追加されている。
ユーザーインターフェイスツールキット「Unity」ベースのデスクトップでは、ウィンドウ装飾が改善され、外観やパフォーマンスが向上したという。
高精細ディスプレイのサポートも行われたほか、アプリケーションのメニューをデスクトップ上部のメニューバーでは無く
ウィンドウのタイトルバー内に表示させるオプションも提供されるようになった。
スマートフォンやタブレットのサポートを視野に入れて開発している新版「Unity 8」ベースのデスクトップもプレビュー版として提供される。
そのほか、GNOMEコントロールセンターから派生したUbuntu固有の設定アプリケーションの提供やファイルマネージャ「Nautilus」の改善なども行われている。
「LibreOffice 4.2.3」や「Xorg X11 15.0.1」など、搭載されるアプリケーションもアップデートされている。
URLリンク(sourceforge.jp)
「Ubuntu 14.04 LTS」リリース 高精細・マルチタッチ対応
URLリンク(www.itmedia.co.jp)
URLリンク(image.itmedia.co.jp)
URLリンク(image.itmedia.co.jp)