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韓国南西部・珍島(チンド)付近で沈没した旅客船セウォル号の捜索は、事故発生4日目の
19日も続けられ、潜水士が同日夜に初めて船内から3人の遺体を収容した。生存者の情報は
ないままで、乗客の家族は当局に怒りをぶつけている。捜査本部は19日未明、乗客らの適切
な避難措置をとらずに脱出したなどとして60代の船長と20代の3等航海士、50代の操舵
(そうだ)手の3人を逮捕した。
24時間態勢で続く捜索で午後11時48分ごろ、潜水士が窓を割って船内に進入すること
に成功し、3遺体を収容。2人は男性で、もう1人は性別を確認中だという。
この日は652人の潜水士が動員された。船内への進入を繰り返し試みたが、視界の悪さや
速い潮流、浮遊物のため難航。海面には船体から流れ出たとみられる油が広がっていた。
20日未明の段階で事故による死者は36人、安否不明者は266人。乗員・乗客数は47
6人に修正された。
捜査本部の調べでは、事故時に急旋回を指示した3等航海士が現場海域で運航に当たるのは
初めてだった。船長は操縦室におらず、経験が浅い3等航海士に操船を任せたため事故につな
がった可能性が強まった。捜査本部は18日、日本の逮捕状にあたる拘束令状を請求してい
た。(木浦=東岡徹、珍島=中野晃)
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