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韓国南西部、珍島(チンド)沖で発生した旅客船「セウォル号」沈没事故をめぐり、朴槿恵(パク・クネ)大統領をはじめとする
政治家らが現場に相次ぎ詰めかけていることに批判が集まっている。
国家の最高責任者が現地に入れば、捜索・救助関係者が受け入れ準備や説明に追われて混乱するのは必至。
その姿は、2011年3月の東日本大震災発生の翌日に福島第1原発を視察した菅直人元首相と重なる。
一向に救助が進まない前代未聞の大惨事。韓国海洋警察は18日夜に沈没した船の乗客数と救助者数を訂正し、
死者、不明者の合計が増えて302人に達した。うち29人が19日未明までに遺体で見つかり、さらに同日早朝、
ダイバーが船内で3人の遺体を発見したと明らかにした。
韓国国内が騒然とするなか、朴氏が行方不明者の家族が待機する珍島の体育館を訪れたのは、事故翌日の17日午後。
韓国紙・中央日報によると、大統領府幹部が現地の混乱を恐れて反対したが、朴氏は「行くことに決めた」と聞く耳を持たなかったという。
「大統領が約束しても守られないことがある」
「嘘付くなこの野郎」
珍島の体育館で朴氏を待ち受けていたのは、家族の罵倒だった。
「こんなところに来ないで早く対策を立てろ」と迫る家族に対し、朴氏は困惑した表情を見せた。
中央日報は16日からの2日間で珍島に入った政治家は50人を超えたと報じた。
6月には統一地方選が予定されていることから事故を選挙アピールに利用しようとしていると受け止められ、家族からは「捜索・救助作業の邪魔になる」
「政治家は写真を撮ってもらいに来た。帰れ」と批判が集まっているという。
そんな自己中心的な指導者の先例とも言えるのが、わが国の元首相、菅直人氏だ。
菅氏は東日本大震災が発生した直後の12日早朝に福島第1原発を視察。
12年7月に政府事故調査委員会がまとめた報告書では「最高指揮官の首相が長時間にわたり官邸を離れ、
緊急対応に追われていた現地を視察したことは疑問が残る」と批判されており、朴氏も同様の批判にさらされている。
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