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韓国・珍島沖で発生した旅客船沈没事故の救助活動が難航する中、発生当初から相次ぐ韓国政府の発表訂正などが、安否不明者
の家族らを一層いら立たせている。
韓国政府は事故発生の16日、当初368人を救助したと発表したが、集計過程で重複していたとして午後、半分以下の164人に訂正。
「100人以上」と報道された安否不明者の数も、一気に約300人に増えた。
同日の韓国夕刊紙には「幸い迅速な救出活動が大惨事を防いだ」「大きな人命被害はない」などと楽観的な記事が並び、後に大きな
軌道修正を強いられた。
全体の乗船者数でも情報が錯綜(さくそう)し、韓国政府は16日から18日にかけて再三訂正。亡くなった生徒の名前を取り違えて
発表するケースもあった。
正確な情報への「飢え」は、乗客の家族らの怒りにつながった。徐南洙教育相が家族の待機所となっている珍島の体育館を17日に
訪れ、関係者と面談しようとした際、家族の一人が「正しい情報を出せ」「会議なら皆の見えるところでやれ」と詰め寄り、教育相を
無理やり舞台上に立たせるなど、強く抗議した。
船内での捜索活動の情報も二転三転。韓国政府は18日午前、潜水士が初めて船内に入ったと説明したが、実際には入って
いなかった。海洋警察幹部も同日、潜水士が客室の捜索を始めたと述べたが、後に訂正した。
18日には、捜索状況などの情報を「責任をもって説明してくれる人が誰もいない」などとして、家族の代表が抗議文を発表。
「(子供たちは)この瞬間にも冷たい水の中で『助けて』と叫んでいる」と訴えた。
ソース(日本経済新聞・共同通信 社会面)
URLリンク(www.nikkei.com)