14/04/19 13:18:29.87 0
ゲームソフト大手のカプコンが、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けソフト「モンスターハンター4」のヒットの影で、
収益性の高いスマートフォン(高機能携帯電話)向けゲームでは大幅に出遅れている。
一部ソフトの開発中止などで50億円の特別損失を計上し、平成26年3月期連結業績予想は下方修正した。
専用機でも欧米で好調な据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」に大作ソフトを出せておらず、
「モンハン頼み」から抜け出せなければ苦境に陥る可能性が出てきた。
カプコンは「バイオハザード」シリーズなどで知られる日本を代表するゲーム会社。
熱心にゲームで遊ぶ「ゲーマー」向けのゲームを数多く発売している。
欧米のゲーム会社に技術力で差をつけられた日本企業の中で、
任天堂などを除くソフト専業会社としては「孤軍奮闘」を続けており、ゲーマーの期待を一身に背負っている。
一方、スマホ向けゲームは気軽にゲームで遊ぶ「ライトユーザー」が対象で、
重視されるのはゲームの完成度より「ユーザーにいかに課金させるか」だ。
このため、ゲーマーからは敬遠される傾向がある。
ゲームの完成度を追究してきたカプコンには、こうしたスマホ向けの開発ノウハウが不足していることが、出遅れの大きな要因とみられる。
カプコン幹部は「開発スタッフはこれまでの経験上、スマホ向けでもゲームを“作り込んで”しまう」と明かす。
スマホ向けゲームは開発費を安く抑えて収益性を高めており、カプコンがコストをかけて開発したスマホ向けゲームは結局、不発に終わった。
タイトル名は公表していないが、「モンハン」の名を冠して昨年2月に配信を始めた「モンスターハンターマッシブハンティング」(今年3月末でサービス終了)の不振が特に響いたとみられる。
これらの影響でカプコンは3月31日、50億円の特別損失の計上を公表。
26年3月期連結業績予想を、営業利益が当初予想より20億円少ない100億円に、最終利益は35億円少ない33億円にと下方修正した。
続きはソース先で
URLリンク(sankei.jp.msn.com)