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理化学研究所で研究者として働いていたドイツ人の大学教授がANNのインタビューに応じ、
「STAP細胞問題の以前にも理研でデータの改ざんなどがあった」と語りました。
元理研の研究者、トーマス・クヌッフェル氏:「(Q.剽窃(ひょうせつ)行為などを見たこ
とがあるのか?)ええ、経験したことがある。私は、それについて批判したが、うまくいかな
かった。批判へのポジティブな反応はなく、逆に私の立場が危うくなった。私は、それは理研
で育まれた一種の『文化』だと思う」
現在、ロンドンの大学で教授として働くクヌッフェル氏は、去年までの15年間、理研の脳
科学研究センターのチームリーダーとして働いていました。しかし、データの改ざんを指摘し
たことなどが原因で理研から契約を更新されなかったということです。クヌッフェル氏は、科
学雑誌「サイエンス」のウェブサイトに「理研は研究不正に対して甘い」と告発していまし
た。
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