14/04/18 23:52:49.78 1HOrEMLR0
>>558
欧米、というか古代ギリシャのアカデメイア以来の思想である
アカデミズムにとっての「体裁」ってのは「ロジックがきっちりしているか」
とか「真理かどうか」だから、本物でなくとも構わないというのが
そもそもおかしい。
ソフィストらは真理、ようするに確固普遍のイデアを追い求めるべきであって
真理探究の前には人間界のテーブルマナーとか文章力とかそういうものは
クソどうでもいいというのは、あるが、「真理かどうか」は絶対に譲れないだろ。
常温核融合騒ぎの時も、結局は徹底的に追試されて最後はウソが暴かれた。
欧米人が最後にこだわるのは「それは真理か？」「神が作ったこの世界の法則の一つか？」
ってことだろ。
要するに、彼らの美徳は「疑い深きトマス」ってこと。
疑って、疑って、疑って、何度も追試して、何度も追試して、それでも壊れない
もの、破綻しない統一理論を、求めている。
そういう思想的土壌から、科学ってもんがうまれるってこと。