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引けぬ「慰安婦」…日本、持久戦で韓国の譲歩待つ
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
ソウルで16日に行われた日韓局長級協議は、韓国側がこだわる慰安婦問題に議題が絞られ、
日韓間の「溝」の深さを露呈させた。日本政府は来年の日韓国交正常化50周年に向け、
協議の定期化で関係修復を図り、安倍晋三首相と朴槿恵大統領との
初の首脳会談を実現させたい考えだが、「決着済み」の
慰安婦問題で韓国側に譲歩することはできず、着地点は見えてこない。
日韓局長級協議は事務レベルとはいえ、
第2次安倍政権、朴政権がそれぞれ発足後、
初めて実現した両政府の公式対話。「入り口」から平行線をたどったものの、
日本側は「議論のテーブルについたこと自体、大きな前進」(外務省幹部)と受け止めている。
事前折衝で日本側は慰安婦問題以外の課題も議論すべきだと主張したが、
韓国側は慰安婦問題のみを議題とするよう反発。
結局、初回の協議で慰安婦問題を議題とし、
2回目以降に竹島(島根県隠岐の島町)や北朝鮮の問題なども議論することで折り合った。
次回協議は5月をめどに日本で開催することになったが、協議が軌道に乗るかは不透明だ
。そもそも今回の協議は、オバマ米大統領が23日から
日韓両国を歴訪する前に駆け込みで開催された側面が強い。
「オバマ氏の顔を立てるために関係修復への努力を演出する必要性に迫られていた」(日韓外交筋)というわけだ。
韓国側は慰安婦問題をめぐり新たな賠償や謝罪などの「実」を取るまで引かない構えをみせているが、
日本側も首相が先に慰安婦募集の強制性を認めた
河野洋平官房長官談話の継承を表明したのが“限界”として一歩も譲らない方針だ。
政府高官は16日、「向こうがどう出てくるかだ」と語り、
“持久戦”に持ち込んで韓国側から譲歩を引き出す姿勢を強調した。