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By MIN-JEONG LEE
韓国の携帯電話最大手SKテレコムは、国内のすみずみまで超高速のブロードバンド通信網を構築することに余念がない。
飽和状態の市場でできるだけ多くの顧客を勝ち取るのが狙いだ。
そこには日韓両国が領有権を主張するリアンクール岩礁(日本名:竹島、韓国名:独島)も含まれる。
ブロードバンド・サービスの恩恵を受けるのは主にこの岩礁を訪問する旅行客だ。ここの人口は50人前後だが、
その大半は短期間で交代する警備隊員だ。
既存の通信網より2倍速い―ただし理論上―という第4世代(4G)の無線通信技術を長い間推進してきたSKテレコムはし、
リアンクール岩礁で同じ高速データ通信を提供するために必要な設備の性能を向上させたことを明らかにした。
LTE-Advanced(LTE-A)と呼ばれるこの技術は最大で毎秒150メガバイトのデータ通信が可能とされている。
これを利用すればユーザーはモバイル機器を通して1ギガバイトの映像を55秒でダウンロードできることになる。
通常のLTE網では1分50秒かかる、とSKテレコムの広報担当者は言う。
SKテレコムによると、同社は済州島を含む韓国の大部分でLTE-A網を利用した無線通信サービスを提供している。
モバイル機器の通信網を第3世代(3G)から4Gへ乗り換える韓国人が増えるに連れ、主要通信事業者は提供可能な最速サービスの
提供範囲を急いで拡大してきた。2月時点で、SKテレコムは国内のモバイル機器契約者数の約半数を獲得している。
従来型の携帯電話やタブレット型端末もそこには含まれる。
SKテレコムが積極的にリアンクール岩礁にLTE-A網を展開するのと時を同じくして、韓国はリアンクール岩礁の近くに空港を
2020年までに建設すると発表した。空港ができれば、同岩礁への移動時間が大幅に短縮されることになる。
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