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大阪府茨木市の木本保平市長は12日、市内で開かれた慰安婦問題を考えるシンポジウムに出席し、
「(軍による)強制連行はなかった」との見解を示した。
木本市長は昨年5月、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長の慰安婦発言について「おおむね正しい」と述べ、
「慰安婦は職業」と発言。市民団体が発言の撤回などを求める抗議文を提出していた。
シンポジウムで木本市長は「発言を取り消せというのは憲法の言論の自由を否定することになる」と強調。
米カリフォルニア州グレンデール市に設置された「慰安婦」像にある「性奴隷にした20万人の婦女子が慰安婦にされた」との記述について、
慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官の談話が影響していると指摘し、「在米日系人の方が肩身の狭い思いをしている。
国を挙げて、河野談話を否定していただきたい」と訴えた。
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