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橋下市長“過去最低”の再選 もう「奇手」いらぬ 編集長・堀川晶伸
産経ニュース
2014.4.13 07:00
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
「異形」の選挙だったといわざるを得ないだろう。
「大阪維新の会」の代表で前職の橋下徹氏が仕掛けた大阪市の出直し市長選が先月23日に行われた。市議会に会派を持つ維新以外の政党は「大義のない選挙だ」として、対立候補の擁立を見送り、橋下氏が再選を果たした。
だが、事前に懸念された通り、投票率は23・59%で過去最低を記録した。逆に白票は投票総数の1割弱で過去最多、白票を含む無効票は次点候補の得票の2・8倍に達するなど、
日本を代表する政令指定都市の首長選としてはあまりにも無残な形に終わった。
無関心を恐れよ
もちろん、選挙の結果は尊重されなくてはならない。他会派からは「信任を得たとはいえない」などの批判が出ているが、当選したのは橋下氏であり得票数や支持率で市のかじ取りとしての立場そのものが揺らぐわけでない。
しかし、その一方で、投票率が示すように、今回、多くの有権者が「なぜ選挙をするのかわからない」「誰に票を入れればよいのか」というとまどいを抱いたことは間違いない。
背景には、橋下氏が議会の協力が得られずに行き詰まった大阪都構想を進めようと「都構想の設計図作りへの信任」を「自らの信任」に置き換えて、出直し市長選に踏み切ったことにある。
さらに、他会派が「不戦敗」戦術を取ったことで2つの異例な手法が重なり有権者の困惑は増幅した。
「(議会側に)『絶対反対』と言われている都構想は、政策的な対話では解決できない」
橋下氏が1日の会見で述べたように選挙後も、議会との対立状況には何の変化も生じておらず「出直し」の意味は失われている。
このままでは市民の困惑が、政治への失望と無関心に変わるのは、時間の問題だろう。有権者の信頼なくして民主主義は成り立たない。まずは橋下氏と議会の双方が、
今回の選挙が大阪の政治に招いた“後遺症”の深刻さを真摯(しんし)に受け止めるべきではないか。
(続きは長いのでソースで確認ください)ソース以上