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鬼才・押井守総監督が明かすその裏側「今、なぜ実写でパトレイバーなのか?」
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押井 だってね、もう25年以上前になるわけですけど、そもそもこのパトレイバーという作品のスタート地点は、
“二足歩行の巨大ロボットが活躍するなんてあり得ない”っていうのを裏テーマみたいにしてたんだから。
―ええっ! まさかのレイバー不要論? でも、マンガ版やテレビアニメ版ではパトレイバーが大立ち回りして大活躍でしたよ?
押井 だから僕が携わってないとこでいつの間にかそうなってたんだよ。
でも本当は、最初からレイバーは“使えないもの”で、事件現場に持っていくのも渋滞に引っかかって大変だし、
現場でもリボルバーなんて役に立たないしってところから話を始めたんだけど……気づいたら普通のロボットヒーローになっちゃってたからさ。
―つまり、パトレイバーはロボットヒーローもののアンチテーゼとして生まれた作品だったと!
押井 だから今回の実写版は本当の意味での原点回帰なんだよ。
二足歩行の巨大ロボットなんて、それぐらい使えないものなんだ、誰がこんなもん作ったんだ、ってところから話を始めようぜって。
―そういえばエピソード0でも整備班・班長、シバシゲオがレイバーのダメさを語っていました。
押井 だってロボットって無人であるべきなのに、人が乗ったら意味ないだろ!って(笑)。
本当は顔も足も必要ないんだけどさ。でも日本人はデカいロボットに人が乗って戦うってのが好きだからね。
そんなミステイクを警視庁が大まじめにやってしまったというのが劇中の背景にある物語なんだよ。
ここから始めないとリアルは一切出てこないと思ったから。
*後略
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