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STAP論文、新たな疑問 メスマウスで実験、作製者「オスだけ」
2014年4月12日05時00分
英科学誌ネイチャーに掲載されたSTAP細胞の論文に、新たな疑問が浮上した。論文にはメスのマウスのSTAP幹細胞に関するデータが載っているが、幹細胞を作った研究者は「オスしかつくっていない」と話していることが11日、理化学研究所の関係者の話でわかった。
理研の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーは会見で「自分は幹細胞作製は苦手」として、この研究者が作ったと語っていた。
STAP幹細胞は、STAP細胞を改変して、無限に増える力を持たせた細胞。山梨大の若山照彦教授が作製を担当した。
小保方氏は9日の会見で「現存するSTAP幹細胞はすべて、若山先生が樹立(作製)して下さった」と話していた。
関係者によると、メスのマウスからSTAP幹細胞を作るのは難しく、若山教授は「オス由来の幹細胞しか作れなかった」と話しているという。
一方、論文にはメスでしか確認できない実験の記述があり、「メスのSTAP細胞では確認されたX染色体の不活化を示すマーカーが、STAP幹細胞では見られなかった」とある。
関連の図表にも同様の説明があった。「オス」と「メス」を書き間違えたとは考えにくいとみられる。
理研が3月5日に発表したSTAP幹細胞の作製手順には、若山教授が用いた方法が記載されている。
現時点で、若山教授以外に幹細胞作製にかかわった研究者は明らかになっていない。
(岡崎明子)