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運営側は2月に一新され、広告収入の基になるアクセス数を“横取り”するまとめサイトを排除するため
転載禁止に踏み切ったとみられる。ITジャーナリストの神田敏晶さんは「運営側にもっとお金が還元される
システムがあれば、今回の事態は起こらなかったのでは」と語る。
一部のまとめサイトでは内容と関係の薄い過激な見出しをつけてユーザーの目を引いたり、
恣意(しい)的な編集でミスリードを誘う例もあった。また、通販サイトへ張ったリンク経由で商品が売れるごとに
報酬が入る「アフィリエイト」によって、まとめサイトの管理人がうるおうことを問題視する声も根強かった。
転載禁止について2ちゃんねるユーザーからは「同意もなく書き込みを無断でコピーし、
収入を得るやり方はもともと納得がいかなかった」と支持する声の一方で、「そもそも2ちゃんねるも
新聞社などのニュースを転載しており、違和感がある」とする書き込みもみられた。
◆ソーシャルへの端境期
転載禁止から1カ月余り。2ちゃんねるの代わりにツイッターから話題を拾ったりと延命を図るサイトも多いが、
「内容が薄い」「面白くなくなった」との声が目立っている。
まとめサイトはネットの話題を一覧する手段として利便性は高かった。神田さんは、同サイト群が
「ネット世論」を若者を中心とした一般層にも広げる一因になったとみるほか、「近年マスコミもこれを参考に
『ネットで話題』という切り口で記事を書く傾向にある」として、現実社会に与える影響を指摘する。
一方で、神田さんは「2ちゃんねるの影響力は低下しており、ネット世論の主流がフェイスブックやツイッターなどの
ソーシャルメディアに移る端境期にある」とも話す。
ネットではツイッターで他人のつぶやきをそのまま自分のアカウントで拡散する「リツイート」や、
ブログ記事を転載する「リブログ」といった「転載文化」が根付きつつある。その流れの中での転載禁止は、
2ちゃんねるの「終わり」を早めることになるのかもしれない。