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橋下徹氏は「残念な政治家」で終わってしまうのか
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「大阪都構想」をめぐる対立をきっかとした大阪市長の出直し選挙で、
橋下徹氏が再選を果たしたが、彼が掲げる大阪都構想が前に進むかどうかは依然として不透明だ。
大義のない出直し選挙の強行によって、残念ながら、地方自治への流れが大きく停滞してしまったことは間違いない。
日本の民主主義史上に残る無意味な選挙
3月23日に投開票された大阪市長選は、前市長で日本維新の会共同代表の橋下徹氏が
新人3氏を引き離して再選を果たした。橋下氏は大阪都構想の来年4月実現に向け、この夏にも設計図を完成させる考えだ。
しかし、橋下氏は意味のない選挙をやってしまった、と私は思う。
野党の主要政党は「大義がない」として対立候補を擁立せず、新人は泡沫候補のみ。
お金だけがムダにかかった、非常に恥ずかしい選挙だった。
投票率も過去最低の23.59%。大阪市民の抗議を表したと思われる
白票/無効票も史上最高の6万7506票で対立候補3人の合計よりも多かった。
日本の民主主義史上、記録に残る無意味な選挙であったことを物語っている。
そもそも前回のダブル選挙でも、「大阪都構想の実現」が大義名分とされていた。
府知事を途中で辞めて、自らが市長となり松井一郎氏を府知事候補にしたのは他ならぬ
「府市一体で大阪都構想」を進めるためであった。そのダブル選挙で橋下氏が率いる大阪維新の会は圧勝したのだから、
大阪都構想を実現してくれるものと支持した有権者は誰もが思っただろう。
ところが、大阪維新の会は2012年9月に「日本維新の会」という政党を結成して国政に進出し、
意味のよく分からない展開を見せた。とくに右寄りで自民党を脱藩したベテラン議員の集団である
「たちあがれ日本」転じて「太陽の党」と合併して石原慎太郎氏と共同代表になったあたりか
ら大阪への関心が薄れて国政を視野に入れた動きや発言が多くなった。