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【アベノミクスのパラドックスに対する処方箋】
ブルームバーグのコラムニスト、ウィリアム・ペセク氏は今回の措置について、このままでは成功は見込めないだろうと述べる。
外国人の多くは日本人より給料が安く、震災復興やオリンピック建設の特別手当もないし、
本国には仕送りもしなくてはならず、労働者本人が日本で使える額はさらに減る。
結局、外国人の雇用は日本企業にとって給料を減らすための手段に過ぎない。
これでも外国人労働者を呼べるなどと考えるならば、それはアベノミクスの「パラドックス」であるという。
ペセク氏は、少子高齢化が進む日本にとって、ドイツの移民政策が教訓になるだろうと主張する。
富士通総研によれば、「ドイツ人と日本人は、昨年いずれも25万人ほど減ったが、
ドイツ国民は12万人増えた。しかも労働人口増加への寄与が大きい」のである。
日本が多くの外国人労働者を惹き付けるには、優遇税制や、
リスクを厭わず挑戦できる若者を育てるような教育改革を含む規制緩和、
コーポレートガバナンスのグローバル化、年功制廃止などの実現が必要だと同氏は主張。
「日本にやって来る人々の能力をきちんと評価するようにしなくてはいけない」と結んでいる。