14/04/10 21:22:14.14 grwUWiIw0
その小保方晴子が200回以上もSTAP細胞の作製に成功した、と自信を持って何度も答えたのだ。これは
単なる言い間違えではないし、勢い余って、というものでもない。実際に、何らかの事実の裏付けがあるはずだ。
僕は、そのことを考えたときに、いままで点だった多くの証拠が一気に線になり、全てがつながっていくように感じた。
そして、すべての謎が解けたことを確信した。
STAP細胞ができた、ということは何らかの方法で細胞が万能性(=各体細胞に分化できる能力)を持った
ことを確かめる必要がある。ここでそれらの方法は全てNature論文に書いてある。以下の3種類の実験だ。
1. Oct4-GFPの発現
2. テラトーマ
3. キメラマウス
ここで2のテラトーマと3のキメラマウスに関しては、僕のブログで詳しく解説したので読んで頂きたい。
テラトーマの実験とは、マウスの皮下に万能細胞を注入すると、それは様々な組織に無秩序に分化するため、
ある種の奇形腫ができる。これが細胞が万能性を獲得したひとつの有力な証拠になる。キメラマウスは、
別のマウスの初期の胚に、調べたい万能細胞を注入して、マウスの成体を作ることである。
これは一卵性双生児の反対で、ひとつの体に両親が二組いる成体ができる。注入した細胞が、
確かに様々な組織になっていることが直接確かめられるので、万能性を証明する強固な証拠となる。
そこで、1のOct4-GFPの発現に関しては、それほど今回の捏造事件で重要ではなかったので解説して
こなかったのだが、会見を見て、小保方晴子の一連の捏造を読み解く鍵がこれにあることに、僕は気づいた。
というのも、200回ということは、1週間毎に成功したしても、4年もかかるのだ! テラトーマを作るのもキメラ
マウスを作るのも数週間かかる。ちなみにテラトーマは小保方晴子自身の実験だが、キメラマウスは若山氏が
小保方晴子から受け取ったSTAP細胞を使って実験している。ところが、Oct4-GFPの発現のチェックはすぐに
できるのだ。つまり、彼女が「実験成功」と言っているのは、このOct4-GFPの実験のこと以外にありえないのである。