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Goldman Mulls Closing Dark Pool
By BRADLEY HOPE, JUSTIN BAER AND SCOTT PATTERSON
写真 ゴールドマン本店
URLリンク(si.wsj.net)
ゴールドマン・サックス・グループ GSは、世界有数規模の私設電子証券取引所の閉鎖を検討している。
事情を知る関係者らが明らかにした。同社の幹部が過去数カ月に市場関係者と話した際、いわゆるダークプールを運営する
「シグマX」事業から撤退する話題が出たという。
ダークプールについては、取引でさまざまな問題が浮上し、批判が高まっていることから、
リスクが浮き彫りになっている。関係者らによると、ゴールドマンの幹部らは、そうしたリスクに見合う収益を
シグマXで得られるかどうか分析している。
まだ決定はなされておらず、ゴールドマンが事業を継続する可能性もあるという。
ダークプール閉鎖に向けたゴールドマンの動きを受け、他の大手金融機関が同様の措置に踏み切る可能性がある。
それにより、大口投資家による日々の売買注文を処理する方法が変わるかもしれない。
ダークプールでは、投資家は公設市場よりも高い匿名性を得られる。機関投資家へのアドバイス業務を手がける
ローゼンブラット証券によると、1月には証券取引の約14%がダークプールで行われ、
その大半が大手銀行の運営する媒体経由だった。ゴールドマンのダークプールは、市場で常に5位以内に入っているという。
同社のダークプール事業は最近、荒波にもまれている。市場は既に細分化されていたが、
新規参入業者の台頭で競争は激化している。また、株式市場で最近さまざまな技術的問題が起きたことから、
私設の取引所の運営に伴うリスクが浮き彫りになっている。
ゴールドマンは先月、2011年のシグマXの価格設定に間違いがあり、そのため顧客が正しい金額を受け取れなかったことを
認めた。機関投資家あて書簡のコピーをウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認したところ、
そうした間違いは、同年8月1日から9日の相場変動に関係していた。その書簡を受け取った機関投資家によると、
ゴールドマンは損失を補償するため顧客に小切手を送ったという。
2に続く