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◇「ES細胞混入、起こりえない環境で実験」と否定
新たな万能細胞「STAP細胞」の論文で画像の捏造(ねつぞう)や改ざんをしたとされ
る理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)は9日、大阪市
で開いた記者会見でSTAP細胞の作製について「私とは別の第三者も成功した」「細かな
コツを全てクリアできれば必ずできる」と再現に自信を見せた。
(略)
一方で「STAP細胞はあります。コツやレシピがあるので、新たな研究論文として発表
したい」と強調。更に「私の周囲の人は私が実験で作るのを見ているし、第三者も成功して
いる」と述べた。だが、「ここでは個人名は明かせない」と明言を避けた。英科学誌ネイ
チャー論文の撤回も強く否定した。
また、従来の万能細胞である「ES細胞」が混入した可能性について聞かれると「混入は
起こりえない環境で実験した」と否定した。
更にSTAP細胞から作られたマウスの胎児と胎盤の標本が理研の小保方氏の研究室に保
存されていることも明らかにした。これらの標本の遺伝子を解析すれば、STAP細胞存在
の証明に近づく可能性がある。だが、調査委はSTAP細胞の存在の有無を調査対象にして
いないため「提出する考えはない」とした。
調査委は、ネイチャー論文に掲載された細胞の万能性を示す画像が、小保方氏の博士論文
の画像と酷似することなどを理由に「捏造」と認定。実験ノートが2冊しかなく、画像がど
のような実験から出たのかについて科学的な追跡が不可能だと指摘した。
この点について小保方氏は、画像を取り違えただけで、万能性を示す証拠となる「テラ
トーマ」という腫瘍の切片を2012年6月に撮影した画像があると主張。会見で「調査委
に提出した実験ノートには撮影前日に『テラトーマの切片を染色した』との記述がある」と
説明。また、実験ノートの冊数も調査委が指摘する「2冊だけ」ではなく「4、5冊ある」
と食い違いを見せた。
(略)【斎藤広子、須田桃子】
毎日新聞:URLリンク(mainichi.jp)