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秋田県警の通信指令システムが故障し、
秋田市の弁護士津谷裕貴さん=当時(55)=が刺殺された事件を含む
110番通報の画像データが消失した問題で、データの取り扱いに関する
県警の説明や情報公開の姿勢に疑問の声が上がっている。
データのバックアップの存在や必要性について説明が変遷し、県警への信頼が揺らいでいる。
110番の画像データは、通報を受けた警察官が電子画面に通報内容を手書きしたメモ。
県警の事件対応に不備があったとして国家賠償請求訴訟を起こしている
津谷さんの遺族側の弁護士は「警察官が通報の切迫性をどう認識したか
判断する重要な証拠になる」と重要視している。
昨年7月、津谷さんの遺族側が県警に対し、
刺殺事件があった2010年11月4日の110番の音声データと画像データの提出を求めると、
県警は音声データは応じたが「画像データは故障で消えた」と回答した。
県警は当時、「捜査に支障がない」としてデータ消失を公表せず、昨年11月、
通信指令課の業務について質問された県議会で初めて、システム障害とデータの消失を公にした。
同課によると、11年3月1日に障害が発生し、保存していた同年2月から
過去3年間の画像データ12万5000件が消えた。
昨年11月の県議会で、県警は「画像データは重要でなく、システム導入時、
必要ないと考えたのでバックアップはない」「復元は不可能」とも答弁していたが、
ことし3月の県議会で一転してバックアップの存在を認め「必要だった」と考え方も改めた。
県警はバックアップの存在について、ことし1月、システムの納入会社に
データ復元を依頼した際に知ったと説明。システムの中に、
デジタルオーディオテープ(DAT)という記録媒体がバックアップとして
存在することを教えられたという。津谷さんの事件のデータは抽出された。
続く
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