14/04/09 15:14:19.96 Cz4FcwfJ0
集団的自衛権でやろうとしているのは、日本国外で、相手が攻撃してこなくても
軍事行動をすることだ。
アメリカの戦略は、相手が攻撃してこなくても、こちらから出る。
その一番いい例がイラク戦争だ。
イラクは米国を攻撃したわけではない。
それでもイラクは(将来)攻撃すると認定して、米国は勝手に戦争をしかけた。
実際には米国を攻撃するための大量破壊兵器さえもなかった。
一番危険なのはミサイル防衛の議論だ。
具体的にいうと、北朝鮮が米国に向けてミサイルを打ち、日本上空を飛ぶとき、
黙って見ていいのか、とウヨはよくいう。
しかし、ミサイルが飛ぶ高度で、日本がそれを撃ち落とすのは不可能だから、
結局は発射前に攻撃しろ、という話になる。
しかも、そのミサイルが米国を攻撃すると「想定される」という理由で日本が攻撃すれば、
北朝鮮は日本に反撃する。
アメリカはそれでいいとしても日本はわざわざ米国の盾になるために戦争することになる。
それが集団的自衛権だ。
観念論にまどわされず、実際に米国が行った戦争を検証することが大事なんだよ。
集団的自衛権は百害あって一利なしだ。