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【Q&A】XPあすサポート終了 感染率は「8」の21倍
米マイクロソフト(MS)が9日、基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」のサポートを終了する。
終了の影響や背景などをQ&A方式でまとめた。
Q XPのサポート終了でどのような影響が出るのか
A これまでMSはXPのセキュリティー上の弱点を修正するプログラムを月1回ペースで提供してきた。
9日が最後の提供となり、それ以降は弱点の修正がなくなる。新たに弱点が見つかっても無防備であるため、
XPを搭載したパソコンはハッカーの攻撃対象などになりやすくなる。MSは基本的に10年間サポートを行っているが、
XPは後継OS「ウィンドウズビスタ」の提供が遅れたため、平成13年の発売から、約12年半サポートした。
Q どうしてサポートを終了するのか
A XPの発売当時はインターネットの利用者は5千万人だったが、25年には27億人まで増えた。
ハッカーの攻撃対象は広がり、攻撃も高度化している。発売から12年以上経ったXPの安全性は脆弱(ぜいじゃく)で、
狙われやすくなっている。MSはより安全な環境でパソコンを利用してもらうため、サポート終了に踏み切る。
Q XPの危険性はどれくらい高いのか
A XPのウイルス感染率は最新OSである「ウィンドウズ8」の21倍とされる。
最近は自分のパソコンからデータを盗まれるだけでなく、犯罪に利用されるケースも多い。なりすまし詐欺や、
オンラインバンクから金銭を盗む犯罪などもある。警視庁によると、25年のネットバンキング利用者の
預金の不正送金被害額は14億円もあった。
ソース: URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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