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25薬品 ネット販売禁止 花粉症薬など売れ筋も含む
厚生労働省は四日、市販期間が短く安全性評価が確立していない一般用医薬品など計二十五品目を要指導医薬品に指定し、
インターネット販売を禁止する方針を決めた。花粉症などのアレルギー用鼻炎薬アレジオン10、
アレグラFXといった売れ筋が含まれる。六月の改正薬事法施行で、薬剤師による対面販売が義務付けられる。
一般用医薬品は六月からネット販売が解禁されるが、厚労省は市販直後品などを
新設の要指導医薬品に移す方針を示していた。要指導指定が決まった二十五品目のうち、性機能障害改善薬など
劇薬五品目は無期限にネット販売を禁止。他の二十品目は、市販開始から原則三年の安全性評価期間が終われば
ネットでも販売できるようになる。
厚労省によると、要指導医薬品に指定するのはアレジオン10など七品目のアレルギー用鼻炎薬と、
アイフリーコーワALなど三品目のアレルギー用点眼薬、生理痛薬エルペインコーワなど。
これら市販済みの二十品目のほか、月経前症候群緩和薬プレフェミンなど今後、市販が想定される五品目も指定する。
一般用医薬品をめぐっては、副作用リスクが比較的高い第一類、第二類のネット販売が厚労省令で禁止されてきたが、
昨年一月の最高裁判決が同省令を違法と判断、ネット販売が事実上規制されなくなった。
改正薬事法や新省令によりネット販売が認められるとともに、安全確保策が販売業者に義務付けられる。
ソース: URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
画像: URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)