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豚下痢終息見えず 感染経路が不明 九州沖縄
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
子豚を大量死させる豚流行性下痢(PED)が九州沖縄8県に広がり、
2日までに約3万7千頭が死んだ。
農林水産省によると、九州沖縄の死亡頭数は全国の95%を占める。
政や養豚業者は消毒などの対応に追われているが、
終息の見通しは立っていない。ウイルスの感染経路を絞り込めないことが対策を難しくしている。
豚の飼育頭数が全国1位の鹿児島県。3月、
曽於市の養豚場をPEDが襲った。子豚10頭が下痢をした翌日、
同じ豚舎の全ての子豚が発症し、2週間足らずで約1500頭が死んだ。
半年育てて出荷すれば計5千万円以上になったはずの子豚が突然消え、
経営者は「1カ月分の出荷がゼロになる。資金繰りが厳しい」と嘆く。
農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)の動物衛生研究所によると、
PEDはウイルスの付いたふんが人や車両などを介して養豚場に入り、餌に付着して感染を広げる。
親豚はほとんどが回復するが、生後10日以内の子豚の致死率は50%以上に上る。
農水省のまとめでは、今回の流行は昨年10月に沖縄で始まった。4月2日までに18県で
約18万7千頭が発症、約3万9千頭が死に、
PEDとしては1996年の流行時に並ぶ過去最大規模の被害となっている。
死んだ豚は焼き肉用の需要が高まる夏場の出荷を予定していた子豚が多く、
豚肉の価格高騰も懸念されている。
(続く)