14/04/06 01:14:29.29 LqzohfmT0
ただし改宗後も別の宗教に心を寄せていた場合は、
その人物は厳密なユダヤ人とは看做されないという。
日本のように「××教を信じたから今日から俺は××教徒」という風に
どこからも承認を得る事なく自称できるほど簡単にいかないのである。
こうして改宗した者は、ユダヤの血を全く引いていない者であっても
ユダヤ民族の「養子」であると看做される。
古代においてはユダヤ人というと血筋的なものであったが、国が滅んで方々に離散し
1900年の時を経て再び建国がなされて以降は、血を引いてないにも関わらず
こうした改宗による“ユダヤ人”が続々増加しつつある。
また「ユダヤ教を信仰していればユダヤ人」という定義もあるが
これに従ってユダヤ人を手意義付ける場合はかなり複雑になってくる。
というのも、正当なユダヤ教の他に、他宗教と混淆して変形した
ユダヤ教を含むか否かによってその範囲がまったく変わってくるからだ。
(今ではユダヤ教徒でありながらイエスを信じる「メシアニック・ジュー」が増大している)
なお、前述したアミシャーブ代表のラビ・エリヤフ アビハイルは、
DNA調査を進める傍ら「ユダヤ人とは肉体の事ではなく、魂の事なんだよ」と
現代においてユダヤ人に対する定義が
大きく変わってしまった事を示すコメントをしている。