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「避難者の気持ちを逆なでするつもりか」。政府が策定中のエネルギー基本計画の序文から東京電力福島第1原発事故への
「深い反省」の文言を削除したことが分かった4日、原発事故で住民の避難が続く市町村などは一様に怒りの声を上げた。
「深い反省」の文言は基本計画の本文中で言及しているが、伊沢史朗双葉町長は「原発事故について本当に反省しているならば
(序文から)削るべきではない」と強く批判。遠藤智広野町長と松本幸英楢葉町長はともに「原発事故の教訓を忘れてはならない」
と指摘、松本允秀葛尾村長も「序文に盛り込むのが当然だ」と語気を強めた。
渡辺利綱大熊町長は「われわれが苦しんでいることを政府はどう考えているのか」、宮本皓一富岡町長は「避難者を逆なでする
ような対応はしないでほしい」と政府の姿勢に憤る。
原発事故の風化を心配する声も上がる。遠藤雄幸川内村長は「原発事故を過去のものにしてしまおうかとも取れる」と危機感を強め、
檜野照行浪江町副町長は「決して忘れていけないものを忘れてしまった計画は認められない」、川俣町の古川道郎町長は「深い反省
を基にした計画が第一」と計画のあり方に疑問を呈した。菅野典雄飯舘村長は「政治家の言葉は信用できないとならないか心配だ」
とした。
また、双葉郡の避難者が多く住むいわき市の清水敏男市長は「県民感情を大切にしてほしい」と注文、平出孝朗県議会議長は
「削除が風化につながるならば、そうならないよう県として対応すべきだ」と求めた。
ソース(Yahoo・福島民友新聞) URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)