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青野川で見つかった外来魚のアリゲーターガーと周りを囲むボラの群れ
(伊豆野鳥愛好会の源久さんが中流域で撮影)
北米最大の淡水魚で温帯域に住むアリゲーターガーがこのほど、
南伊豆町の青野川で見つかった。名前の通りワニのようなあごと歯を持ち、
魚や甲殻類を食べる肉食性の魚。ハゼ、クロダイ、スズキ釣りなどで知られる自然豊かな川で、
生態系への影響が心配されている。下田市白浜の県水産試験場によると、
大型の外来魚の確認は伊豆では初めて。
ガーがいたのは、加畑橋から湯の花観光交流間のほぼ中間付近。
伊豆野鳥愛好会の野鳥観察会が先月上旬、川沿いで開かれた際に、
酒井洋平会長(伊東市)が発見、会員の源久政男さん(同)らが写真を撮影した。
浅瀬であまり動かずにいたところ、周りをボラの群れが取り囲み、
時計回りに泳いだ。ボラの行動は1分ほど続き、酒井さんはガーへのけん制とみたが、
理由は不明。ガーも数分で姿を消したという。
酒井会長は以前、仕事でアリゲーターガーを水槽で飼った経験があり、
現場ですぐ魚の種類が分かった。適度な水温と餌があれば成長は早く、
体長2メートルぐらいになる可能性もあるという。酒井さんは「自然界のバランスが崩れないか。
1匹なら無理して捕まえる必要はないかもしれないが、複数いて繁殖されるのは困る」と話した。
源久さんらが同試験場に写真を見せたところ、一緒に写るボラのサイズが20センチほどあるため、
大きさは1メートル以上と推測される。全国的に、飼いきれなくなった観賞魚を放す例が多い。
関東でも多摩川、荒川など目撃例は多いが、今のところ、日本の河川でガーの繁殖が確認された例はない。
捕獲する場合は、投網、釣り、網による囲い込みなどが考えられるという。
釣りなどで捕獲した場合は、再放流せず連絡してほしいという。
伊豆新聞
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