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「安易な資格 子ども危険に」 准保育士新設撤回を 保護者ら反対の意見書
「准保育士」という新しい資格を、政府の産業競争力会議が提案している。通常は養成課程で二年以上学ぶ必要がある国家資格の保育士と違い、子育てや孫の世話の経験があれば、
専業主婦でも簡単に取得できる民間資格にする。
認可保育所などの保育士不足解消が目的というが、幼い子どもを持つ保護者らは八日、「保育を軽く考えている。質の低下を招く」として、撤回を求める要望書を会議や厚生労働省などへ提出した。
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准保育士の提案は、国の成長戦略を話し合う産業競争力会議の民間議員の意見として長谷川閑史・武田薬品工業社長がまとめた提言「成長戦略としての女性の活躍推進について」に盛り込まれ、
先月十九日の同会議と経済財政諮問会議の合同会議に提出された。
待機児童問題は保育士不足が大きな要因とし、解決方法として、民間の認証制度で准保育士資格をつくり「育児経験の豊かな主婦の力を保育の現場で活用」するとした。
主婦層の就業機会が拡大し、保育所の質の向上も図れるとしている。
保育所での子どもの死亡事故は、無資格者のいる認可外で多い。簡単に取得できる准保育士は、認可でも働ける資格と想定されている。
現在は全員が保育士の認可保育所で、准保育士が働くようになると、専門性のある保育士に仕事や責任が集中し、負担が重くなって子どもに目が行き届かなくなるのでは。保護者らは、そう懸念する。
また、保育士不足の原因は、仕事の大変さや責任の重さに見合わない低い待遇にあるとし、准保育士が代替として働けば「賃金水準はさらに下がり、ますます保育士確保は難しくなる」と訴えた。
さいたま市の認可外保育所で一歳の長女を亡くした阿部一美さんは「安心して預けられる場がないと仕事は続けられない。子どもの目線で考えて」と語った。
◆育児経験を過信 繰り返される提案
国家資格である保育士の不足を、子育て経験者の「准保育士」で補おうとする提案は、今回が初めてではない。
意見書を提出した藤井真希さんは、わが子を失い、その後預けた保育者とやりとりした経験から「育児経験と保育の能力は全く別なものであると痛切に感じている」と訴える。