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★人気列車の切符、不正購入し出品 ＪＲ西、車掌を解雇
2014年3月28日23時08分
インターネットのオークションでもうけるため、端末を不正に操作して切符を購入したとして、
ＪＲ西日本は２８日、京都車掌区の男性車掌（２３）を懲戒解雇にしたと発表した。
約１年２カ月間で１２９枚を出品し、十数万円をもうけたと話しているという。
ＪＲ西によると、同車掌は２０１２年１２月～今年２月、駅員の勤務経験がある京都線の
西大路駅や向日町駅の事務室で、係員以外扱ってはいけない切符の販売端末を操作。
窓口などで購入した分も合わせ、人気の寝台特急「トワイライトエクスプレス」や
「カシオペア」など夜行列車の切符１２９枚をオークションに出品し、２２枚を販売した。
１０７枚が売れ残ったが、同僚３人に依頼して計約１３万円の払戻手数料も免れていた。
同車掌は「１枚の出品で最高１万３千円をもうけた」と話しているという。
ＪＲ西は、不正な払い戻しをした同僚ら計７人についても出勤停止や減給などの処分にした。
今月６日、販売記録を点検中の社員がたまたま不正に気付いた。
ＪＲ西は「モラルアップを図り、再発防止に努める」としている。
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