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★インタビュー:日銀の追加緩和は「危険水域入り」=安住元財務相
2014年 03月 28日 13:08 JST
民主党の安住淳衆議院議員(元財務相)はロイターのインタビューに応じ、日銀の異次元緩和に
対して世界の専門家はリスクを感じていると指摘。追加緩和は「危険水域」入りと自覚すべき
だと警告した。異常な緩和措置には、金利急騰リスクに加え、低所得者層の犠牲の上に成り立つ
危うさがあると述べ、大胆な金融緩和は長く続けるものではないと政府・日銀をけん制した。
「2年で2%の物価上昇率」を目指す日銀の物価安定目標について、安住氏は「2%目標を
達成することは重要だ」としながらも、「無理に背伸びして、高下駄をはき、転ぶごとが
あってはならない」と述べ、これ以上の緩和強化に懸念を示した。
アベノミクスの出発点は、政府が財政健全化から逃げていないとの認識が浸透したことだった
とし、2015年10月に予定される消費税率10%への引き上げを前提とした財政健全化
シナリオから外れ、「財政再建をする意志がないと思われた途端、国債金利が急騰するリスクを
抱えてしまう」との懸念を示した。重要なことは異次元緩和で稼いだ時間で規制改革や構造
改革を進めることだとしたが、不人気な政策には距離を置く現政権の政権運営は「究極の
ポピュリズム政治」だと批判した。 (以下略)
URLリンク(jp.reuters.com)