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石原慎太郎 3月26日 外国特派員協会記者会見より
- 維新の会の存在意義は?
橋下氏と意見や政策が合わなかったりした場合は、共同代表を辞任するのか?
石原:そんなことはない。やっぱりキャリアが違うから、考え方が違うのは仕方ない。
たとえば、原子力の問題についても、彼は突然、「党是として、10年たったら原発を
フェードアウトする」と言うが、10年というタイムスパンはすぐに過ぎてしまう。
1970~80年代、日本では石油ショックによる電力危機があった。
そのとき、電力を一番使う日本の産業はアルミだから、いろんなアルミ会社が
瞬間的に全滅した。日本軽金(日本軽金属)の工場だけ残って、あとは全滅した。
「そういうことを知っていて、10年でフェードアウトすると言っているのか?」と言ったら、
彼は「じゃあ、30年」と変えた。30年というのも、根拠があるようでない話。
「原発を全部なくした場合のロードマップもなしに、そういうことは言わないほうが
良いのではないか」と言った。
しかし、そういうセンチメント(感情論)のほうが幅を効かして、日本の元凶になって
しまった。本当に残念だ。
彼はよく、国会の選挙に立候補した新人たちの研修会で、「政治家は『ふわっと
した民意』を大事にしなきゃだめだ」と言っていたが、私はとても危険な発言だ
と思う。『ふわっとした民意』を気にしすぎると、ポピュリズムにならざるをえない。
『ふわっした民意』はセンチメント。
:
やっぱり、センチメントというものを踏まえてモノを議論したら、ものすごく危険な
ことになる。
私は橋下君に「『ふわっとした民意』というのは、あまり言わないほうが良いぞ」
と言っている。
まとめ: 橋下はセンチメントで日本の元凶でポピュリズム by 石原慎太郎