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"「狙いは技術」使い捨ての韓国企業 危うい引き抜きの実態 東芝技術流出事件"
◆東芝の半導体の研究データが韓国のライバル企業に不正流出した事件で、
半導体メーカーの元技術者、杉田吉隆容疑者(52)は転職先の韓国企業を
わずか3年足らずで事実上、解雇されていた。海外企業が求める人材は二極化し、
末端の技術者では技術だけを吸い取られ、“使い捨て”にされる実態が浮かぶ。
日本企業の大量リストラの余波で、解雇を覚悟で転職する技術者も出始め、
今後も日本の国益を損なう技術漏洩が相次ぐ危険性をはらむ。
◆杉田容疑者は平成20年5月に半導体メーカー「サンディスク」を辞め、
同7月に韓国の同「SKハイニックス」に転職。直後に東芝から盗み出した
「NAND型」フラッシュメモリーの研究データを渡し、
その後も研究部門で働いていたが、23年6月に退職した。
サン社の2倍以上の給与を受け取っていたが、事実上の解雇だったという。
技術者の海外移転に詳しい関係者によると、給与などの条件面で好待遇をうたって
引き抜いても、技術を吸収してしまえば、数年後の契約更新で延長しないこともある。
技術者側にも数年で大金を稼ぐ狙いがあり、使い捨てを了解している場合が多く、
両者の利害が一致しているという。
(つづく)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
2014.3.27 15:57
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