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>>1より
今回検出されたB6、F1、それに129の系統のマウスは、いずれも万能細胞の1つ「ES細胞」を作るのに
よく使われ、研究の現場では、これらのマウスから作ったES細胞が広く実験に使われています。
日本分子生物学会の理事長も務める大隅典子東北大学教授は、「STAP細胞が、実際にはES細胞だったのでは
ないかという疑念を持つ研究者は少なくない。こうした疑念を晴らすためにも、理化学研究所は、今回の2株だけ
でなく論文の8株についても遺伝子を詳しく解析し、結果を早急に公表すべきだ」と話しています。
これについて理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの竹市雅俊センター長は「今後、詳細な検証を
若山教授と協力しながら進めていきます」と話しています。
また理化学研究所の広報は「この問題について今の段階で、小保方自身がコメントすることはできません」と話しています。