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★目指す国の姿は
7年ほど前、霞が関の官僚を交えた放談会で話に出たことが現実味を帯びてきた。
日本の人口減少に伴う移民政策の是非だ。具体化すれば国論を二分しそうな内容だが、
経済財政諮問会議の委員会で検討が始まった
▼現状の出生率では日本の人口は2060年に約8700万人、2110年には
約4300万人まで減少するという。ほぼ半世紀ごとに4千万人、つまり中国・四国に
近畿、北海道を足したくらいずつ人口が減る
▼現在約8千万人の生産年齢人口(15~64歳)も同様に、2060年に約4400万人、
2110年には、現在の非正規労働者数並みの約2100万人になる見込みだ。
そこで出生率のアップと併せて移民という選択肢が出てくる
▼委員会には、出生率の回復に加え、毎年20万人ずつ1千万人程度まで移民を受け入れると、
100年後も人口1億1千万人規模を維持できる、との推計が示されたそうだ。そうなれば、
移民は10人に1人の割合に近づく
▼現状は、日本に住む外国人約200万人の7割近くを中国、韓国・朝鮮、フィリピンの人が
占める。7年前はまだ韓流ブームだったが、放談会では「ハードルが高い」との結論になった。
近隣国との親近感が薄れた今はもっと抵抗感が強いだろう
▼人口や経済力などが基本になる国力の規模で比べた一流国の座を守っていくか、国民1人
当たりで豊かな、小粒でも存在感のある一流国を目指すのか。言い換えると、大国にこだわるか、
日本人にこだわるか-やがて分かれ道が来る。(己)
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