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このようにUFO神話の多くには"タネ"がある。
ただし、UFOを目撃したのが、自衛隊のパイロットのような"プロ中のプロ"だったとしたら、どうだろうか。
実は、冷静沈着さや高い科学的知識が求められ、厳しい訓練に耐え抜いたエリート集団―
航空自衛隊のパイロットたちの多くも、未確認飛行物体を目撃しているというのだ。
航空自衛隊元空将で、自身も戦闘機パイロットとして活躍した軍事評論家の佐藤守氏が言う。
「航空自衛隊のパイロットは、正体不明の飛行物体を見ても、安易にUFOだと考えません。
たとえば、"民間機に太陽光が乱反射したもの、衛星、流星、バルーン"と、努めて合理的に判断します。
さらに、レーダーも使用しているため、一般の方々のような誤認は発生しにくい。しかし、そのプロが見ても、何割かは説明のつかないケースがあるんです」
佐藤元空将は退官後、『実録・自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO』(講談社)を上梓した。
だが、同書を執筆時、現役の自衛官やOBへの取材は困難を極めたと言う。
「民間機のパイロットも同様ですが、説明のつかない飛行物体と遭遇して、それをありのままに報告すると、
地上勤務"を勧められたり、"あいつはどうかしたようだ……"という悪評が立ってしまいます。
ですから、多くのパイロットはそれを自分の胸にしまい込んで、語ろうとしません。また、UFOと接近遭遇すると計器等に異常が生じることがよくあります。
そのようなことがあれば、必ず整備士に報告しなければなりません。その情報が拡散すると、配備中のすべての機体を点検しなければならなくなり、
莫大なコストがかかってしまうため、幹部によい顔をされないんです。大きくはこうした2つの理由から、多くの自衛官がUFOを目撃しているにもかかわらず、口を開こうとしないわけです」
それでも、佐藤元空将のもとには、匿名・実名、現役・OBを問わず、全国の自衛官から詳細な告白が持ち込まれたという。
その中から、選りすぐりの2つのエピソードを紹介したい。