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いつの間にか、私は国内にいながら国際的な最低賃金競争の最底辺にいた
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外国人労働者受け入れは新自由主義者のわがまま/森永卓郎
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~得をするのは受け入れ企業、コストをかぶるのは国民全体~
外国人労働者のメリットというのは、雇った企業のみに現れる。
ところが、そのコストは長期間にわたって全国民にはねかえってくるのだ。
たとえば、小学校の教育一つとっても、外国人の生徒がいれば、コストは10倍はかかるだろう。
外国人労働者本人も失業を頻繁に繰り返すことが予想され、失業保険のコストがかかる。
公的な住宅費もかかるし、市役所のパンフレットも各国語で書くためにコストがかかる。
そして、そうしたコストは雇った企業ではなくて、何の関係もない国民にかかってくるのだ。