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コリアンタウンとして知られる東京都の新宿・大久保一帯では近年、在日韓国・朝鮮人への憎しみを扇動するヘイトスピーチデモが数多くなされてきた。
昨年の9月以降はこの町での排外デモは行なわれていないが、一方で差別的ならくがきが、町のあちこちで見られるようになった。
このらくがきを消そうと3月2日、排外デモへの対抗活動をしてきた有志が呼びかける形でボランティアが結集。
ヘイトスピーチとレイシズム(差別主義)を乗り越える国際ネットワーク「のりこえねっと」の協力を得て、「差別らくがき消し隊」として活動した。
2月に有志で町を歩いて行なった調査では、大久保周辺でのらくがきの数は約50カ所に上った。
「チョン死ね」「チョン帰れ」といったものが多く、ナチスの鉤十字のらくがきもみられた。多くは油性マジックやスプレーなどで、
壁や電柱、ガード下などに描かれたものだった。中には韓国料理店のシャッターに描かれたものもあった。
それらの場所と写真を入れ込んだ地図をインターネット上にアップし、ツイッターなどで参加者を募ったのが2月26日。
わずか4日で当日80人ものボランティアが集まった。
主催者かららくがきの場所を印刷した地図とゴム手袋、マスク、薬剤などが配られ、9チームに分かれて消去活動を行なった。
当日は小雨が降る寒い日だったが、多くの参加者によって午前中にはほぼすべてのらくがきが消去された。
週刊金曜日 3月18日(火)17時48分配信(岩崎眞美子・ライター、3月7日号)
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
(続)