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★直通1年 横浜・中華街、毎日が「満員電車」状態
副都心線繁盛記(4)
2014/3/17 6:30
晴天の連休ともなれば、満員電車のような大混雑。東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転の開始から1年、
港町・横浜を代表する横浜中華街や元町、山下公園といった観光スポットが活況を呈している。
もちろん平日も、人の流れが途切れることはない。
東京の北部や埼玉県からも便利になった元町・中華街駅周辺は、2004年の横浜高速鉄道みなとみらい線開通以来のにぎわいを見せる。
■チャーミングセールに人だかり
2月26日午後。50年超の歴史がある春の「チャーミングセール」が開かれていた元町のショッピングストリートには、
平日にもかかわらず中高年の女性の人だかりができていた。割引価格になった靴やバッグ、洋服などを買い求める
人波はかつての「ハマトラ」ブームを思わせる。
埼玉県和光市から習い事仲間5人と買い物に来たという60代の主婦にこの後の予定を聞くと「中華街で小籠包
(ショウロンポウ)を食べる」と教えてくれた。和光市駅からは直通運転で1時間強。「寝てたら着いた」ぐらいの距離感だ。
協同組合元町SS会の永井淳二理事長は「関東圏から予想以上に多くの人にきてもらい、客層が広がった」と話す。
同会の約240店舗のクレジットカード決済による売上高でみると、相互直通の開始以来「平均して前年同月比5~7%増」(同)という。
みなとみらい(MM)21地区から山下公園、中華街への道程は定番の観光・デートコース。近未来的なMM21地区と、
歴史を感じる元町・中華街という「2つの横浜の顔を楽しむために回遊する観光客が増えた」(元町SS会の永井理事長)。 (以下略)
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